話せないのはあなたのせいじゃない——話すことが苦手になった理由

「話すのが苦手です」 そう思っているあなたへ。
もしかしたら今、こんなことを感じていませんか?
- 人前で話そうとすると緊張して真っ白になる
- 人の目を見て話せない
- 自分の気持ちを言うのが怖い
- 話せなくて言葉が出てこない
- 頼まれると断れない
- 「自分の意見=わがまま」と思ってしまう
話すことが苦手な自分を
「ダメだ」と感じていませんか?
でも、あなたが話せなくなったのには、
ちゃんと理由があるんです。
そして私自身も、ずっと「話すのが苦手」なまま、大人になったひとりでした。
私も「話すのが苦手な子ども」でした
私は、小さい頃から
「自分で決めて、自分で行動する」ことに慣れていました。
それは、両親は病弱で、私は3人兄妹の真ん中。
“長女”として役割を担い、自然と母親の代わりをしようと
がんばっていたのだと思います。
そんな環境では、
誰かに相談するという選択肢はありませんでした。
悩みを話すより、
「どうすれば早く解決できるか」を考える方が優先。
そして、時々思い切って話してみても、
母にも兄妹にも否定された経験が何度もありました。
「そんなこと言わないの」
「我慢しなさい」
気づけば私は、
「話さない方が自分を守れる」
と思うようになっていました。
話すのが苦手になったのには、ちゃんと理由がある
話せないのは、決してあなたの性格のせいではありません。
それは「過去の経験」があなたを守るために身につけた反応なんです。
- 本音を言って否定された
- 頑張って伝えたのに受け入れてもらえなかった
- まわりの顔色をうかがってきた
- 失敗したくなくて、完璧を求めすぎてしまった
そんな経験が積み重なれば、話すことが
“怖いもの”になる事があるんです。
でもそれは、あなたが弱いからじゃなく、
それだけ一生懸命だったから。
話すことに向き合い続けるあなたは、本当は強い人
実は、話せないまま我慢している方がずっと楽です。
何も言わなければ、
傷つくことも、
誤解されることもありません。
でも今こうして
「話せるようになりたい」と
思っているあなたは、
心のどこかで[“変わりたい”という意志]を持っている人。
それは、過去の自分を否定することではなく、
自分の人生に“自分の声”を取り戻したいという
強い気持ちの表れです。
無理に話さなくてもいい
私は今でも、話すのが得意ではありません。
だけど、「伝えたい」と思うことがあるとき、
無理に話さなくてもいい、
でも“話したいと感じる自分”を大切にしていいんだと思えるようになってきました。
完璧じゃなくていい。
沈黙があってもいい。
自分の言葉を信じて、
伝えてみようと思えるようになったこと。
それが、私にとっての大きな変化でした。
あなたの言葉は、ちゃんと意味がある
あなたが今、言葉にできないのは、
決して何も感じていないからではありません。むしろ、心の中にたくさんの思いや感情があるからこそ
うまく言葉にできずにいるのかもしれません。話せないあなたも、
話したいと感じるあなたも、
どちらも大切な“あなた”です。
焦らなくていい。否定しなくていい。
まずは、話せない自分を「それでいいよ」と
受け入れてみることから始めてみませんか?
あなたの言葉が、いつか自然にこぼれ出てくる
そのときが来ることを、
私は心から願っています。
私も、話すことに悩んできたひとりです。
もしあなたが、「少し聞いてほしいな」と思ったとき、
そっとメッセージを送ってくださいね。
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