家族のつながり

寂しいのに、繋がるのが怖い――夫との関係から見えた“本当の寂しさ”の癒し方

miyukokoro

「人と繋がりたいのに、怖い。」
「寂しいのに、素直に寂しいと言えない。」

そんな気持ちを抱えていませんか?
私も、夫との関係の中で“孤独”を感じてきました。
でもその痛みの奥には、もっと深い理由があったんです。
今日はその気づきを、心結みゆとしてお伝えしたいと思います。

「人と繋がるのが怖い」と感じた瞬間

本当は誰かと繋がりたい。
でも、繋がるのが怖い――。

その感情が強くなったのは、夫との関係の中でした。
私の気持ちをわかってほしくて、
経済的なことも、子どものことも、一生懸命話したのに、
夫は向き合ってくれませんでした。

何度も話そうとしたけれど、無視されることもありました。
そのたびに心が痛くて、
「私が何か間違ってるのかな」「嫌われているのかな」
そんな不安が胸の奥で大きくなっていきました。

本当は、ただ一緒に考えてほしかっただけなのに――。
それが叶わない現実の中で、私は
“頑張らなきゃ”と自分に言い聞かせていたんです。

「嫌われているのに頑張ってた自分」に気づいたとき

ある日、ふと気づきました。
「嫌われているのに、それでも頑張ってた自分がいた」と。

その瞬間、涙が止まりませんでした。
心が本当に痛かった。
でも、その痛みの中で私は小さな自分を見つけたんです。

“嫌われても頑張るしかなかった”
――それは、夫との関係が原因ではなく、
もっと前の、原体験から来ていたのかもしれません。

子どもの頃、
「我慢しなさい」「そんなこと言うと嫌われるよ」
と言われ続けてきた小さな私。
その子が今も心の奥で頑張っていたんだと気づいたのです。

「そんなに頑張らなくていいよ」と言えた瞬間

気づいたとき、私は小さな自分に語りかけました。

「そんなに頑張らなくていいよ。」

その言葉を口にした瞬間、
胸の奥で張りつめていた糸が、ふっと緩みました。

ああ、私はずっと“誰かのために”生きてきた。
「わかってもらえない寂しさ」に耐えながら、
それでも愛されたくて、笑顔で頑張ってきたんだ――。

そんな自分を責めることなく、
「よく頑張ったね」と抱きしめてあげることが、
私にとっての“癒しのはじまり”でした。

「わかってよ」と叫んでいた心の声

本当は、ただこう言いたかった。

「私の気持ち、わかってよ」
「一緒に考えてくれればいいだけなのに」
「寂しいよね、わかってもらえなくて辛いよ」

その声を今の私は、しっかりと聞いてあげられるようになりました。

「あなたの寂しくて、つらくて、悲しい気持ち、今の私が受け止めてあげる。」

そう言葉にしたとき、
心の奥で“あの頃の私”が、ようやく泣けた気がしました。

本当の癒しは、「わかってもらうこと」ではなく「わかってあげること」

夫がどう思っていたのかは、今でもわかりません。
でも、もう確かめなくてもいいと思えます。

なぜなら――
本当の癒しは、誰かにわかってもらうことではなく、
**「わかってあげること」**だから。

孤独を感じたとき、
その痛みの中にいる“自分”を見つめて、
こう語りかけてあげるだけでいいんです。

「寂しいよね。
でも大丈夫。私がここにいるからね。」

そう言えるようになったとき、
孤独は“優しさ”に変わります。

寂しさや孤独を感じるのは、弱さではありません。

それは、愛を知っている心だから。

今、自分の中にいる“寂しい私”に、
やさしく寄り添ってあげましょう。

そしてもし、
「私も自分の心を見つめ直したい」と思ったら、
心結セッションで一緒にその道を歩いていきましょう。

あなたが本当の自分を受け入れたとき、
心は必ず、静かな光を取り戻します。

ABOUT ME
心結(Miyu)
心結(Miyu)
心と魂の声を結ぶライフコ―チ
“心”と“魂”がすれ違っていた私が、内なる声と調和しながら、 本来の私を思い出していく ──その旅に、寄り添い続けます。
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