アダルトチルドレンは、なぜ頭でわかっても動けないのか潜在意識に残る“守り方”の話

miyukokoro

もう同じことは繰り返したくない。
そう思って、学び、考え、理解してきた。
それでも、いざという場面になると、
体が動かなかったり、言葉が出なくなったりする。

その反応は、意思決定の問題というより、
もっと長い時間をかけて身についた
ひとつの“生き方”の名残なのかもしれません。

アダルトチルドレンの反応は、考える前に起きている

アダルトチルドレンと呼ばれる人たちは、
子どもの頃から、空気や相手の機嫌を感じ取る中で
行動を選んできました。
何を言えば安全か、
どこまで出ていいのか。
そうした判断を、考えるというより、
感じ取ることとして積み重なっていきます。

大人になってから
「もう大丈夫」「今は違う」と理解していても、
潜在意識に残っているのは、
“即座に反応する感覚”。
頭が追いつく前に、
体や感覚が先に動いてしまうのは、
そうした時間の積み重ねがあるからです。


心結では、こうした反応を
「変えるべき癖」ではなく、
その人なりの守り方として捉えます。
それは、過去の環境の中で、
心が自分を保つために選び続けてきた形。
正しかったかどうかではなく、
続いてきた理由があった、
という視点を大切にしています。

反応は、選択の跡。

「わかっているのに動けない」とき、潜在意識で起きていること

頭で理解している内容と、
実際の行動が一致しないとき、
多くの人は「まだ足りない」「できていない」
と感じてしまいます。
けれど潜在意識の側では、
別の判断が同時に行われていることがあります。

それは、
今この場面が本当に安全かどうか。
過去の経験と照らし合わせながら、
瞬時に確認しているような動きです。
この確認が終わらない限り、
行動は自然と抑えられます。
止まっているように見えても、
内側では確認が続いている状態なのです。


心結では、
「動けない=拒否」ではなく、
「まだ確認が終わっていない状態」
として受け取ります。
確認が必要だった背景を
急いで飛び越えなくても、
そのプロセスが尊重されると、
反応は少しずつ変化していきます。

止まるにも、順番がある。

守り方は、責めるものではなく辿るもの

アダルトチルドレンの守り方は、
目立たず、波風を立てず、
自分を後ろに下げる形で
現れることが多いものです。
それは弱さではなく、
環境に適応するために選ばれてきた
ひとつの方法でした。

その守り方が、
今の生活には合わなくなってきたとしても、
いきなり手放す必要はありません。
まずは、
どうやってここまで来たのかを
静かに辿っていくこと。
そこから先の変化は、
自然に始まっていきます。


心結が大切にしているのは、
守りを壊すことではなく、
その役目が終わりつつあることに
気づいていくプロセスです。
気づきが重なると、
選択は少しずつ、
今の時間に合った形へ移っていきます。

辿ると、ほどける。

ここまで読んで、
もし
「自分の中にも、こういう反応があるかもしれない」
そんな感覚が残っていたら。

次の記事では、
守ってきた反応が、
どうやって“今ここ”に戻っていくのか

その流れを、もう少し静かに見ていきます。

ABOUT ME
心結(Miyu)
心結(Miyu)
心と魂の声を結ぶライフコ―チ
“心”と“魂”がすれ違っていた私が、内なる声と調和しながら、 本来の私を思い出していく ──その旅に、寄り添い続けます。
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