0歳の寝かしつけに悩むママへ。7か月の赤ちゃんが「安心して眠れる」ようになるまで

「夜になると泣き続けてなかなか寝てくれない」
「イライラしている様子で、見ていてつらい」
「布団に下ろすとすぐ起きてしまう」
0歳の寝かしつけは、多くのママが直面する悩みのひとつです。
私もベビーシッターとして現場に入る中で、そうしたご相談をよくいただきます。
今回は、実際に関わった7か月のお子さんのエピソードを通して、「赤ちゃんが安心して眠れるようになるプロセス」と「睡眠リズムの発達のポイント」をお伝えします。
赤ちゃんは「眠ること」にも不安を抱える
大人でも、緊張しているときは眠りにくいもの。
赤ちゃんにとって眠りは「ただの休息」ではなく、「安心感の確認」が必要な大切な時間です。
眠たいのに泣き続けたり、イライラしたりする様子の行動は、
- どうやって眠ったらいいのかわからない
- 眠ること自体に不安がある
- 「安心して眠っていい」とまだ思えていない
という心のサインでもあります。
7か月のお子さんの変化
私は毎週1回、あるご家庭に伺っていました。
7か月の男の子は、眠くなるといつも自分の頭を強くかきむしりながら泣いていました。まるで「僕は眠ってもいいのかな?」「どこで眠ればいいのかわからない」と訴えているように見えました。
そんなとき、私は声をかけ続けました。
「大丈夫だよ。ここで眠っていいんだよ」
「安心しておやすみ」
最初はすぐに変化はなく、泣きながらイライラする姿に胸が締め付けられる思いでした。
でも、繰り返し安心を伝えていくうちに、
- イライラする時間が少なくなる
- 泣き声が短くなる
- 表情が落ち着いていく
という変化が見られ、最後には笑顔を見せながら楽しそうに眠りにつけるようになったのです。
私はその瞬間、
「この子は“自分は安心して眠っていいんだ”と、心の中で許可を出せたんだ」
と感じました。
7か月ごろの睡眠リズム
ここで少し、専門的な視点を加えます。
赤ちゃんの睡眠リズムは生後3か月頃から徐々に整い始め、6〜7か月ごろには 「昼と夜の区別」 が安定してきます。
- 生後0〜3か月:睡眠は1〜3時間おき。昼夜の区別がつかない。
- 生後4〜6か月:昼夜の区別が少しずつできてくる。夜にまとまって眠れるようになる子も。
- 生後7〜8か月:日中に2〜3回の昼寝+夜の長い睡眠が定着しやすい時期。
この時期の赤ちゃんは、心も体もぐんと発達し「人の表情や声に安心を見いだす力」も育ってきます。
つまり、 大人の関わり方や言葉がけが、そのまま睡眠の質に影響する時期 なのです。
ママができる「安心のサポート」3つ
私が実際に関わった体験と、専門的な視点を合わせると、ママにできるサポートは大きく3つあります。
- 安心できる言葉を繰り返す
- 「眠っていいよ」「安心してね」と声をかける
- ママの声は赤ちゃんにとって最大の安心
- 寝る場所を一定にする
- 毎回同じ場所・同じルーティンで寝かしつけると、「ここで眠るんだ」と理解しやすい
- スキンシップを通じて落ち着かせる
- 背中をトントンする
- 手を優しく握る
- 「触れられている安心感」で眠りやすくなる
これらを続けていくことで、赤ちゃんは「眠っていい」という許可を自分に出せるようになっていきます。
おわりに
赤ちゃんの入眠は「生活リズム」「入眠儀式」「ママの安心感」という3つの柱で支えられます。
すぐに結果が出なくても、「今日は眠れなくても大丈夫」と思えることが、夜を楽に過ごす第一歩です。
子どもは成長とともに必ず眠れるようになります。
「今のこの時期だけの夜」を、どうかママ自身の心も大切にしながら過ごしてみてください。
そして私はベビーシッターとして、実際に赤ちゃんと向き合う中で「お子さんがどんなときに安心して眠れるのか」を一緒に見つけてきました。
直接お伺いするからこそ、お子さんの個性やリズムがよく分かり、ママにも安心していただけるのだと実感しています。
赤ちゃんの寝かしつけで悩むママへ
赤ちゃんの寝かしつけに悩むのは、あなただけではありません。
眠れないのは「ママのせい」ではなく、赤ちゃんが「安心して眠る力」を育てている途中だから。
焦らなくても大丈夫です。少しずつ寄り添うことで、赤ちゃんは必ず変化していきます。
赤ちゃんが安心して眠るためには、ママの心の安心もとても大切です。
「どうして眠ってくれないんだろう」と悩む気持ちは、一人で抱え込まなくても大丈夫。
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