「なんでもイヤ!」から始まる子どもの成長サイン

「なんでこんなに泣くの?」「どうして“イヤ”ばかりなの?」
一日中子どもと過ごしていると、ちょっとしたことでも“イヤイヤ”が始まってしまい、ママの心がすり減ってしまうことがありますよね。
特に周りに相談できる人がいないと、「私の育て方が悪いのかな」「うちの子だけ特別大変なのかな」と、どんどん不安がふくらんでしまいます。
でも安心してください。
イヤイヤ期は、子どもが大きく成長している証。
ママを困らせるためでも、わがままでもなく、「自分の気持ちを表現する力」が芽生え始めたからこそ起こる大切なステップなんです。
今日は「なんでもイヤ!」の第一歩について、実際によくあるシーンと解決のヒントをお届けします。
おむつ替えで大泣き
「そろそろ替えようね」と声をかけた瞬間に全力で逃げ出す。
仰向けに寝かせたら体を反らして泣き叫ぶ。
ママからすると「清潔にしてあげたいだけなのに、どうしてこんなに嫌がるの?」と思ってしまいますよね。
でもこれは、子どもが「自分の体を自分でコントロールしたい」という意思表示。
寝かされるよりも「自分で動きたい!」という強い気持ちの表れなんです。
ごはんを食べさせようとすると「イヤ!」
せっかく作ったごはんを前にして、口を開けてくれない。
スプーンを持たせても遊び始めてしまう。
そんなとき、ママは「頑張って作ったのに…」と落ち込んでしまいます。
けれども、これは“好き嫌い”や“遊び”だけではなく、「自分で食べたい」という気持ちの現れでもあります。
まだうまくできないけれど、自分の手やスプーンを使って試したい。
それが「イヤ!」の裏にある本音なんです。
靴を履かせようとすると断固拒否
お出かけの前、急いでいるときに限って「イヤ!」。
座り込んで靴を履いてくれない。
これも「自分で履きたい」という気持ちの表現です。
まだ上手にできないからママが手を出すと怒る。
そんなときは、できる部分だけ子どもに任せて「残りはママと一緒に」と区切ると、気持ちが落ち着きやすくなります。
ママへのヒント
イヤイヤ期の「イヤ!」は、拒絶ではなく「自分の気持ちを伝えたい」というサイン。
だから、まずは気持ちを受け止めてあげることが大切です。
- 「イヤなんだね」と一度共感する
- 選択肢を2つだけ与える(「赤い靴と青い靴、どっちにする?」)
- 子どもの「自分でやりたい」を少し取り入れる
この3つを意識するだけでも、ママの心が少しラクになります。
全部を子どもに合わせる必要はありません。
でも「わかってもらえた」という経験が、子どもの安心感につながり、次の行動がスムーズになっていきます。
「“イヤ!”の奥にある子どもの気持ち」
イヤイヤ期は、ママにとって「試練」のように感じることが多いかもしれません。
でも視点を変えると、それは「自分の気持ちを表現できるようになった」という喜ばしい成長のサイン。
「なんでもイヤ!」の第一歩を経験することで、子どもは少しずつ“自分で選び、自分で決める力”を育てています。
どうしても疲れてしまうときは、一人で抱え込まずに誰かに話すことが一番の安心につながります。
私もこれまで1000件以上のシッター経験を通して、たくさんのイヤイヤ期に出会ってきました。
「うちの子も同じなんだ」と安心できるだけで、心が軽くなることもありますよ。
「どうしたらいいの?」と感じたとき、気軽に相談できる場所
イヤイヤ期は一人で乗り越えるのがとても大変です。
「どうしたらいいの?」と感じたとき、気軽に相談できる場所があると安心ですよね。
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