赤ちゃんの離乳食|食べムラは自然なこと

miyukokoro

「昨日はモリモリ食べてくれたのに、今日は全然食べない」
「せっかく用意した離乳食を泣いて拒否されるとつらい」
「このままちゃんと成長できるのかな…」

赤ちゃんの離乳食に関する悩みの中でも、「食べムラ」「食べない日がある」という声はとても多いです。
ママが一生懸命に準備しても、赤ちゃんが食べてくれないと気持ちが落ち込むこともありますよね。

私はベビーシッターとして多くの赤ちゃんと関わる中で、離乳食の場面に立ち会うことがよくあります。
今回は、ある赤ちゃんとのエピソードを通して「食べムラにどう向き合えばいいのか」をお伝えします。

シッターで出会った赤ちゃんのエピソード

ある日のことです。
普段はベビーチェアに座って落ち着いて離乳食を食べていた赤ちゃんが、その日はなぜか泣いて嫌がり、椅子に座ることができませんでした。

「今日はどうしたのかな?」と見守っていましたが、泣き方は強く、食べるどころではない様子でした。

そんなとき、私は少し時間をおいてから「抱っこで食べてもいいかな」と思い、赤ちゃんを抱きしめながらスプーンを差し出してみました。

すると不思議なくらい落ち着き、安心した表情で少しずつ食べ進めていくことができたのです。

このとき私は強く感じました。
「赤ちゃんは“どの姿勢で食べるか”よりも、“自分の気持ちを受け止めてもらえること”を大事にしているんだ」と。

赤ちゃんの「食べムラ」は自然な発達の一部

赤ちゃんが「食べたり食べなかったりする」のには理由があります。

1. 胃が小さい

赤ちゃんの胃はまだ小さく、大人のように「毎回同じ量」を食べるのは難しいものです。

2. 発達による波

新しい動きや発達段階に入ると、体のエネルギーの使い方が変わり、食欲に波が出ることがあります。

3. 気分や体調

眠たいとき、遊びたいとき、ちょっと体調がすぐれないとき。そんなときは「食べたくない」というサインを出します。

つまり、赤ちゃんの食べムラは「わがまま」ではなく、心と体の成長の一部なのです。

ママに伝えたい3つのポイント

① 赤ちゃんの気持ちを優先してみる

「今日は抱っこで食べたい」とサインを出しているなら、その気持ちを受け止めてあげても大丈夫です。
毎回でなくても、安心を感じられる日は「食べてみようかな」という気持ちにつながります。

② 我慢になる心配はいらない

「抱っこで食べさせたらクセになるのでは?」と心配するママもいます。
けれど普段から安心感を積み重ねていれば、赤ちゃんは自然に「自分で座って食べたい」と成長していきます。

③ 食べない日の工夫

どうしても夕飯を食べない日がある場合は、

  • おやつの時間や量
  • 水分やミルクの摂取量
    を振り返ってみるのも一つの方法です。
    無理に食べさせようとせず、「今日はもうお腹いっぱいなのかもしれない」と受け止める気持ちが安心につながります。

食べない日・食べる日があるのが自然

赤ちゃんには「食べる日」「食べない日」があって当たり前。
1回1回の食事に一喜一憂する必要はありません。

大切なのは「トータルで元気に育っているか」。
数日単位や1週間単位で見守る視点を持つと、気持ちが楽になります。

「食べない日があるのは成長の証」と考えると、少し安心できますよね。

一人で頑張っているママへ

離乳食の食べムラに悩むとき、つい「私のやり方が悪いのかな」と不安になってしまうこともあります。
けれど、赤ちゃんが食べないのはママのせいではありません。

むしろ、毎日一生懸命に工夫して、赤ちゃんの成長を支えているママだからこそ、悩みも深くなるのだと思います。

そんなふうに、一人で頑張りすぎてしまうことはありませんか?
誰かに気持ちを話すだけで、ふっと心が軽くなることもあります。

ママへのメッセージ

離乳食の食べムラは、赤ちゃんの自然な発達の一部。
「今日は食べなくてもいい日なんだ」と受け止めるだけで、ママの心も安心につながります。

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心と魂の声を結ぶライフコ―チ
“心”と“魂”がすれ違っていた私が、内なる声と調和しながら、 本来の私を思い出していく ──その旅に、寄り添い続けます。
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